私はみそうパートナーズの前身、EY新日本有限責任監査法人の事業再生チームからのメンバーです。監査法人からチームが独立するとなった時、チームについて行こうと決めたのは、自身が関わることでクライアントの価値向上につながる、そのような仕事をしたいと考えたのが一番の理由でした。クライアントの価値向上を目指した提案を制約なく実施でき、自身で考え遂行する業務がクライアントに歓迎されるような仕事ができる、そんな環境だったからです。

弊社での仕事はデューデリジェンスや伴走支援を通じ、財務諸表だけでなくビジネスに関しても包括的な強みや課題を把握し、かつ、あらゆる改善提案や実行支援も担います。つまり、クライアントの最大の理解者であると同時に、再生や改善の担い手となることで、クライアントの最大のパートナーとなれる業務と考えています。

プロジェクトの終了後に、継続提案やバリューアップのご提案を行った際、二つ返事で了承いただける時はとても大きな達成感と充実感があります。プロジェクトの継続は同じことの繰り返しではありません。クライアントの成長を促すようなプランがなければ、評価を得ることは難しく、私たちの存在はただのコストになってしまいます。積極的に新しい提案を行い、コンサルティングにこれまで以上の価値を感じて継続いただけるということは、まさに自分自身に価値を感じていただいた瞬間であり、強い充実感があります。

プロジェクトは調査と分析から始まりますが、クライアントから提供される情報だけで十分な情報が集まることは稀です。また、クライアント自身が見えていない、真の強みを特定する必要があります。みそうパートナーズは様々な業態のクライアントを支援してきた実績があり、業界やソリューションに幅広く精通したメンバーが多く存在します。チームに参画した当初は、限られた情報の中で仮説を構築し、再生計画を立てることに苦戦しましたが、仲間の支援や業務を通じて、次第に業界や産業の構造、ボトルネックになりそうなポイントや成長につながるポイントを見抜く力が養われていきました。

みそうパートナーズは、事業再生やバリューアップのコアとなる考え方を短期間で会得することができる会社だと思います。多数の課題があり一見解決していくことが困難に見える会社でも、強みを持ち再成長の道筋がある会社は多く存在します。だからこそ、クライアントの課題を特定し解決に導くだけでなく、得意分野を伸ばす視点を持ちながらクライアントに接します。案件も豊富にあり、主体性を持って取り組めば様々な経験を積むことができますし、新しい事業の責任者として活躍することも難しくありません。手前味噌かもしれませんが、最短ルートで自分自身が成長できる環境なのではないかと思っています。